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ノーパン喫茶

第2章 ケーキのお味



乃愛「あと少しなんだけど…」

お客「…」

店長「乃愛さん、どうかしましたか」

乃愛「店長、コップが奥の方にあるから
届かないんです」

店長「ちょっと待っててください」

お客「…」


見るに見かねて
店長が助けに来てくれた

事情を説明すると店長は厨房の奥から
ある物を持って来てくれた
それは…


店長「乃愛さん、良ければこれを使って
ください」

お客「脚立?」

乃愛「ありがとうございます」

お客「…」


店長が持って来たのは2段の小さな脚立
だけど2段とはいえテーブルに
脚立に乗るのは少々
危険だった


乃愛「お客様、前を失礼します」

お客「危なくない?」

乃愛「大丈夫です、届かない時はいつも
こうやって脚立を使ってますから」

お客「でも」

店長「お客様、お客様のご迷惑でなけれ
ば支えて頂いても宜しいですか」

お客「俺が?」

店長「私は他の仕事があって厨房の方に
戻らないといけないので」

乃愛「私からもお願いします、この脚立
古くて危ないんです」

お客「あ、そういう事なら…」

乃愛「助かります」

お客「…」


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