無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

店長「座って待っててください」

乃愛「私、手伝います」

店長「今日は休みなんですから乃愛さん
は休んでてください」

乃愛「…はいっ」

矢野「…」


新年会なんて
やる気分じゃなかったが
断りきれず、店に来てしまった矢野

見慣れた店内なのに、いつもと違う感じ
そう感じるのは椅子に腰掛け
その隣に乃愛がいる


乃愛「帯が苦しい…」

矢野「…」


だからなのかもしれない…


矢野「…」

店長「お待たせしました」

矢野「…！？」

乃愛「店長、それって…」

店長「お酒です、お正月だし新年会なの
でみんなで飲みましょう」


全員成人している為
お酒を飲んでも何ら問題はない
店ではお酒を提供していない為、店長の
私物と想われた

初詣の後
乃愛と二人だけで
飲むつもりだったのかもしれない


矢野「…」

店長「お酒、飲めますよね？」

矢野「いただきます」

店長「遠慮せず、いっぱい飲んでくださ
いね」

矢野「…」