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ノーパン喫茶

第2章 ケーキのお味



お客「乃愛ちゃん、俺…もう我慢出来な
いよ…」

乃愛「…えっ」

お客「ねぇ、このまま…」

乃愛「お客様…」


♪~(携帯の着信音)


二人を邪魔するかのように携帯が鳴った
もちろんそれはお客の携帯だ
そしてそれは…


お客「時間切れか…」

乃愛「…」


終わりを告げる着信でもあった


お客「名残惜しいけど、そろそろ行くよ
ごちそうさま」

乃愛「ありがとうございま…」

お客「?」

乃愛「あれっ…」


立ち上がろうとしたが
体に力が入らず立ち上がれなかった


お客「無理させたね、ごめん」

乃愛「…いえ」

お客「俺はもう行くから、乃愛ちゃんは
少し休んでな」

乃愛「…すいません…」

お客「またね」

乃愛「ありがとうございました」

お客「(笑)」

乃愛「…」


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