ノーパン喫茶
第16章 四年分のプレゼント
店長「最後はこれです」
乃愛「…!?」
店長「バラの花束、100本です」
乃愛「バラ…」
四つ目のプレゼント
それはバラの花束100本だった
バラ100本ともなると、かなり豪華で
重量感もあった
乃愛「…」
店長「バラ、嫌いでした?」
乃愛「ううん、そうじゃなくて、ただ…
最後、四つ目のプレゼントは物じゃなく
店長かと思って…」
店長「えっ」
乃愛「でもどれもすごく嬉しかったです
ありがとうございます」
店長「…」
プレゼントに店長を期待し求めるなんて
まるで淫乱、欲求不満みたいで
恥ずかしくて…
店長「乃愛さん」
乃愛「…っ」
恥ずかしくて
店長に背を向けた乃愛
だけど店長が近づいて来るのを感じ
思わず…
乃愛「そうだ、矢野君がケーキ作ってく
れたから一緒に…っ!?」
店長「…」
矢野の名前を出し
ケーキの箱を手にとった時
力任せに抱きしめられ思わず箱を落とし
てしまった
店長「…」
乃愛「あの、店長…」
店長「…私でも、いいんですか…」
乃愛「えっ?」
店長「…」