ノーパン喫茶
第19章 昔話①
大河「…はぁっ」
乃愛「…」
ため息を付き
考え込んでいる様子の店長
何か言いたそうだったが言いづらそうで
考えたくはないが
やっぱり…
乃愛「…」
クビ宣告…
乃愛「…っう」
どうしょう、一体どうしたら…
大河「…乃愛さん…」
乃愛「…!!」
大河「これはあくまで一つの提案として
聞いて欲しいんですけど…」
乃愛「…はいっ」
大河「これからは裏方ではなくホールで
働く気はありませんか」
乃愛「…えっ?」
大河「元々そういう約束でしたし、もし
ホールに出て働いてもらえるなら時給も
上げれるので」
乃愛「私、クビじゃないんですか?」
大河「クビ?」
乃愛「いえ、何でもありません、何でも
ホールですね、やります」
大河「…」
乃愛「店長?」
大河「…わかりました、じゃあ明日から
よろしくお願いします…」
乃愛「はいっ、精一杯頑張ります」
大河「…」