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ノーパン喫茶

第21章 昔話③



先輩「じゃあ俺、先行くから」

大河「すいませんでした、呼び止めたり
して…」

先輩「気にするなって」

大河「…」


部屋を出ると
先輩はいつもの席に座った
するとある一人のスタッフが声をかけて
きた


先輩「…?」

知美「ようこそ、いらっしゃいませ」


大河の彼女、知美だった


先輩「君は確か、大河の彼女の…」

知美「知美です、大河の先輩ですよね?
大河がいつもお世話になってます」

先輩「こちらこそ」

知美「さっき、大河と何か話してたみた
いですけど」

先輩「うん、ちょっとね…」

知美「男同士、秘密の話ですか?」

先輩「まあね、それより乃愛ちゃんは?
俺、あの子がいいんだ」

知美「乃愛が…」

先輩「呼んでもらえるかな」

知美「申し訳ありません、あの子はまだ
見習い期間中なので粗相も多くお客様の
接客は…」

先輩「いいから」

知美「!?」

先輩「いいから呼んで」

知美「…かしこまりました、少々お待ち
ください…」

先輩「…」


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