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ノーパン喫茶

第26章 自分らしく



メール受信後
即、返信メールを送り
数日後、店長と店で会う事になった


店長「お久しぶりです」

乃愛「…店長」

店長「もう店長じゃないですよ」

乃愛「あ、そっか…」

店長「…(笑)」


店長と会うのはあれ以来
8月20日、店が閉店して以来だった

閉店後も電話で連絡は取り合っていたが
学業に専念して欲しいからと
会ってもらえず
今に至る


乃愛「…」

店長「今日来てもらったのはこれを渡し
たくて」

乃愛「これは、通帳?」

店長「乃愛さんが今まで稼いだお金です
これからは自分で管理してください」

乃愛「…」


これまでは
バイト代は店長が管理し
その中から学費や生活費を出していた

その為、貯金がいくらあるのか
正確には知らない


店長「大学卒業までの学費分を引いても
これだけあれば当面は大丈夫かと」

乃愛「…!?」


高額な時給とはいえ
学費や生活費を差し引けば
貯金はほぼ0、下手したらマイナスかと
思われた

だけど通帳の残高を確認すると
何桁もの数字が…


乃愛「えっ、300万!?」


その額300万円


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