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ノーパン喫茶

第5章 新たな男



乃愛「…」

店長「あっ、注文しないといけませんよ
ね、乃愛さんは何にします?」

乃愛「…」

店長「乃愛さん?」

乃愛「…店長って、ああいう人がタイプ
なんですね…」

店長「えっ?全然違いますよ」

乃愛「どうだか…」

店長「…」


自分で自分が嫌になる
そんな事、言わなきゃいいのに
その一言で場の雰囲気は一気に悪くなり
デートは台無し…


乃愛「…っ」

店長「一度、店を出ましょうか」

乃愛「えっ、でもまだ」

店長「いいから」

乃愛「…」


まだ店に来たばかりで注文もしていない
だけど店長は出て行ってしまい
乃愛は後を追いかけ
店を出た


店長「…」

乃愛「店長…」

店長「急がせてすいません、店では少し
話しづらい内容だったので…」

乃愛「…何ですか」

店長「実は今日、ここに来たのはこの店
のメニューや客層などを調べる為だった
んです」

乃愛「それって」

店長「はい、いわゆる敵情視察です」

乃愛「そっか、だから…」

店長「…」


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