無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

店長「矢野君」

矢野「…すいません…」

店長「君は厨房担当なんですから厨房か
ら出ないように」

矢野「はい、すいませんでした…」

店長「…」


厨房に連れ戻され
店長にきつくお説教された矢野
とりあえず謝ったが矢野にも言い分があ
った


矢野「でも店長、あの客…」

店長「お客様」

矢野「おぅ、お客様…」

店長「お客様がどうかしました？」

矢野「下川にローター、ピンクローター
見せてたんですよ！！調子が見たいとか
言って、でもあれは絶対」

店長「それが？」

矢野「それがって、下川に使う気ですよ
あいつを止めないと」

店長「あいつじゃなくお客様です」

矢野「店長！！」

店長「…」


乃愛が危ない目に遭うかもしれないのに
店長はお客の事ばかり気にして
話しにならなかった

こうなったら…


矢野「もういいです」

店長「…」

矢野「店長が何もしないなら俺がやりま
す、俺が下川を助けます」

店長「矢野君」

矢野「邪魔しないでください」

店長「…」


自分が乃愛を助ける
元々、そのつもりで店に来たし
例え一発や二発、殴られたとしても構わ
なかった