ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第10章 そんな軽く、2回目の約束ですか!
でも確かに、これでたくさんの惣菜を買って行ってた理由は理解できたけれど。
それでも自炊する事なく惣菜を買っては食べてるって事は…いくら子どもがいても、奥さんは本当にいないのかもしれないな。
だとすると、やっぱり離婚か死別………
って!
私ってば、何を勝手に人の奥さんを殺しちゃってんのぉ!
結局私も、小山さんと変わらないようだよ。
「あら、ヒナちゃん?
どうしてそのお客さんが優しくて頼もしい紳士な人だってわかるの?」
「ぁ………!」
しまった。
帰りに偶然バッタリして少ししゃべったという話をしたのに、ついペラペラと余計な事まで言ってしまった。
そこは世間話大好きなおばちゃん属性の小山さん。
抜かりなく私の言葉を聞き逃さなかったようだ。
「えー…っと。
何から話したらいいか…」
「大丈夫よヒナちゃん。
おばちゃん、何でも聞いてあげるから。
安心して話しなさい?」
ニコニコ満面の笑みで私の話を促す小山さん。
それは他のおばちゃんスタッフも同じようで、耳を私に向けて聞いていた。
あちゃー。
小山さんには、かないません。
それでも自炊する事なく惣菜を買っては食べてるって事は…いくら子どもがいても、奥さんは本当にいないのかもしれないな。
だとすると、やっぱり離婚か死別………
って!
私ってば、何を勝手に人の奥さんを殺しちゃってんのぉ!
結局私も、小山さんと変わらないようだよ。
「あら、ヒナちゃん?
どうしてそのお客さんが優しくて頼もしい紳士な人だってわかるの?」
「ぁ………!」
しまった。
帰りに偶然バッタリして少ししゃべったという話をしたのに、ついペラペラと余計な事まで言ってしまった。
そこは世間話大好きなおばちゃん属性の小山さん。
抜かりなく私の言葉を聞き逃さなかったようだ。
「えー…っと。
何から話したらいいか…」
「大丈夫よヒナちゃん。
おばちゃん、何でも聞いてあげるから。
安心して話しなさい?」
ニコニコ満面の笑みで私の話を促す小山さん。
それは他のおばちゃんスタッフも同じようで、耳を私に向けて聞いていた。
あちゃー。
小山さんには、かないません。