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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第13章 親密な関係に…なりました!

「えっとね、今日はハンバーグとグラタンにしようかなって思ってんだけど…」

「いーよ いーよ、何でも食べるから。
それより、ひな早くっ」


「わわっ」



脱いだ靴も揃える隙もなく、私は慎吾くんに手を引かれて家の中へと入った。


台所へと続くドアを開けて入ると、そこはエアコンがよく効いていて、かいた汗が一気に引いていくように気持ちよかった。


だけど慎吾くんは更に私の手を引いて、その奥のリビングへと連れて来たの。


そしてそのままリビングにあるそのソファに、私を押し倒した。



「やっ、ちょっ、ぇえっ!?」


「まずは、先に絶品ひなを食べちゃうよー」



そう言ってニコニコ上機嫌で私のTシャツを捲ろうとする慎吾くんに、私は手を伸ばして距離を取る。



「ままま待って!
まだこんな、お昼にもなってないような時間なのにっ////
て言うか、い 家の人は…っ?」


「大丈夫だって。
うちの親、夜まで帰って来ねーもん」


「ぁ……そう…
って!///」


「だからひな、遠慮なく声とかも大丈夫だからね」


「ええぇぇっっ////」

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