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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第14章 また1つ、年を取りました!

慎吾くんが高校生なのは、以前から見てきた制服姿でわかってたけれど。


え、16!?

て事は、昨日までは15歳だったのーっ!!?


背が、高いから?
だって、そんな子どもっぽく見えなかったんだもん!!





「……………っ…っ」



待って 待って!

じゃあ私とは、誕生日が同じなわけなんだから…きっかり13歳差!?


うそぉーーーっ!!




「ひなぁ、プ レ ゼ ン ト」


「えっ、えっと…!」



そのあまりな年齢差に、すぐに頭がついていけなくなっていた。


だってだって!
慎吾くんは、私の初体験の相手だよ!

つまり、あの時の私は15歳の彼としちゃったのーっ!?


うひゃーっ!!




「…えっと、ごめんなさい。
プレゼント、何も用意してなくて…」


「ちょっ!冗談だよ!
ひなったら、そんなにマジメに落ち込むなよなっ」


「…や、落ち込むって言うか…」

「てゆーか、俺が欲しいのは、ひなだもんね」


「…ゎ…っ!」



急に背中に手を伸ばしたかと思ったら、慎吾くんは私の胸に抱き付いてきた。


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