ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第17章 どうやら、色気づいちゃったようです!
仕事が落ち着いたと言ってたあれ以来、毎日閉店間際になると来てくれるイチゴバラさん。
だけど気になるのは、以前はいくつも買ってくれていた惣菜が、最近はずっと1つだけだという事。
いや、売り上げとかそんな事はいいんだけどね。
ただどうしてそうなったのかなぁってのが気になるのだ。
私もすっかり、小山さんを筆頭とした他人の詮索大好きおばちゃんの予備軍だよぉ。
「今日は…筑前煮1つ、ですね…?」
「えぇ、1000円からでお願いします」
「はい」
何事もなかったかのように1000円札を出してくれたイチゴバラさんだけど。
…仮に、イチゴバラさん1人が食べるにしても、筑前煮だけをおかずにご飯ってあり得るかしら。
特に男の人だもの。
仕事で疲れて帰って来るんなら、ご飯もしっかり食べたいよね?
「はい、こちらお釣りですね。
ありがとうございます」
「うん、ありがとう」
筑前煮の入ったレジ袋を、イチゴバラさんは優しい笑みを見せながら受け取った。
…特別痩せてるわけでもなく、拒食症って感じにも見えない。いわゆる中肉中背。
まさか「今日の晩ご飯はそれだけですか?」なんて、訊けるわけ…ないよね。
うーん…
でもやっぱり、スゴく気になるなぁ。
だけど気になるのは、以前はいくつも買ってくれていた惣菜が、最近はずっと1つだけだという事。
いや、売り上げとかそんな事はいいんだけどね。
ただどうしてそうなったのかなぁってのが気になるのだ。
私もすっかり、小山さんを筆頭とした他人の詮索大好きおばちゃんの予備軍だよぉ。
「今日は…筑前煮1つ、ですね…?」
「えぇ、1000円からでお願いします」
「はい」
何事もなかったかのように1000円札を出してくれたイチゴバラさんだけど。
…仮に、イチゴバラさん1人が食べるにしても、筑前煮だけをおかずにご飯ってあり得るかしら。
特に男の人だもの。
仕事で疲れて帰って来るんなら、ご飯もしっかり食べたいよね?
「はい、こちらお釣りですね。
ありがとうございます」
「うん、ありがとう」
筑前煮の入ったレジ袋を、イチゴバラさんは優しい笑みを見せながら受け取った。
…特別痩せてるわけでもなく、拒食症って感じにも見えない。いわゆる中肉中背。
まさか「今日の晩ご飯はそれだけですか?」なんて、訊けるわけ…ないよね。
うーん…
でもやっぱり、スゴく気になるなぁ。