ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第18章 初めてオンナとして、見られました!
「あのっ、随分お待たせしちゃいましたよねっ
これでも急いで来たんですけど…っ」
夏の夜風は生ぬるく、だけど陽が暮れて暑さも落ち着いたこの独特の空気が好き。
空は暗くとも、たくさんの星がキラキラ輝いててキレイなの。
「まさか!
緊張して時間なんてちっとも苦に思いませんでしたよ。
妹尾さんこそ、急かせてしまったようで申し訳ないです」
「わ 私は全然っ、大丈夫です…っ」
…まるで、デートの待ち合わせでもしていた人の会話みたい。
なんて、心の中でクスリと笑いながら私は手を振った。
「えっと…じゃあ行きましょうか、妹尾さん」
「…あっ、はい!//」
一瞬「行くってどこに!?」って思っちゃったけど。
単に、家に帰るのを途中まで送ってもらうだけなんだった!
ドンダケ緊張してるのよ、私ったらぁ!
「あ、コーヒー頂いちゃっていいですか?
何か、喉渇いちゃった」
「どうぞどうぞっ」
実はコーヒーなんかは毎日飲んでいる私。
お酒やタバコなんかはしないんだけど、せめてコーヒーくらいは大人っぽくていいなと気取って飲み始めたのは内緒の話だったり。
「…美味しいっ
仕事あがりには、ちょっと甘い方がいいんですよね」
「そう思って、カフェオレにしてみました。
逆に、朝は僕はブラック派です」
「わぁ、私も!」
そんな思わぬ共通点を知ってしまって、私たちは一緒に吹いた。
そっかぁ。
イチゴバラさんも、コーヒーを飲む人なんだ。
これでも急いで来たんですけど…っ」
夏の夜風は生ぬるく、だけど陽が暮れて暑さも落ち着いたこの独特の空気が好き。
空は暗くとも、たくさんの星がキラキラ輝いててキレイなの。
「まさか!
緊張して時間なんてちっとも苦に思いませんでしたよ。
妹尾さんこそ、急かせてしまったようで申し訳ないです」
「わ 私は全然っ、大丈夫です…っ」
…まるで、デートの待ち合わせでもしていた人の会話みたい。
なんて、心の中でクスリと笑いながら私は手を振った。
「えっと…じゃあ行きましょうか、妹尾さん」
「…あっ、はい!//」
一瞬「行くってどこに!?」って思っちゃったけど。
単に、家に帰るのを途中まで送ってもらうだけなんだった!
ドンダケ緊張してるのよ、私ったらぁ!
「あ、コーヒー頂いちゃっていいですか?
何か、喉渇いちゃった」
「どうぞどうぞっ」
実はコーヒーなんかは毎日飲んでいる私。
お酒やタバコなんかはしないんだけど、せめてコーヒーくらいは大人っぽくていいなと気取って飲み始めたのは内緒の話だったり。
「…美味しいっ
仕事あがりには、ちょっと甘い方がいいんですよね」
「そう思って、カフェオレにしてみました。
逆に、朝は僕はブラック派です」
「わぁ、私も!」
そんな思わぬ共通点を知ってしまって、私たちは一緒に吹いた。
そっかぁ。
イチゴバラさんも、コーヒーを飲む人なんだ。