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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第19章 協力したいって、思ってるんです!

よっぽど驚いて見せちゃったのか、イチゴバラさんはそんな私を見てフッと笑った。



「意外でしたか?」


「いやっ、意外って言うか……お若く見えるなって言うか…」



それ言ったら、私の方がよっぽど若く見えるのだろうけどね。


むしろイチゴバラさんには、私がいくつに見えてるんだろう。



「あははっ
それはありがとうございます。
僕はこう見えて、38なんですよ?」


「わぁ…っ」



高校生のお父さんって、38とかなんだ!?

晩婚のせいで私が高校の時とか、お母さん既にスゴく年取ってたもんね。




「あの、よかったら私もイチゴバラさんと一緒に手料理のレシピ、考えますよ!」


「え、本当ですか!それは助かります。
でも妹尾さん、お時間は…」



仕事が忙しくても、ちゃんと家族の事を考えているステキなお父さんなんだもんね。


たいした事はできないけど、私も応援したいの。



「実は私も、今日はお休みなんです!
大丈夫ですよっ」

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