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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第22章 たくさん大人扱い、してくれました!

ドアを開け地上へと上がる階段を上り、駐車スペースへと続く方を向くと、そこに彼はいた。

1時間前に渡した惣菜の入ったレジ袋をまだ抱えてるって事は、本当にずっと今までここで待ってたんだ。




「──妹尾さんっ」


「…お待たせしました、イチゴバラさん」



私の姿を見つけたイチゴバラさんはすぐに駆け寄り、手に持っていた缶コーヒーを渡してくれた。



「…いつもありがとうございますっ」


「いえ、お疲れ様でした」


「………っ …………っ」




…緊張しちゃってるせいで、それ以上の会話が出てこないっ


えっと、どうしよう…っ




「あの…」


「はっ、はいぃっ!!///」


「行きましょうか」


「どこに…あ、そうですねっ
帰りましょうっ///」




うわわーっ
完全に私、意識しまくってるよぉ!!


イチゴバラさん、話したい事って何ですかー!?
は 早く話して下さいよぉっ!///

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