ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第23章 現実の為なら、理想も捨てなきゃダメなんだ!
「…あのねっ、メールでも言ったけど。
そんなにここに来てご飯作ってほしいんなら、慎吾くんの彼女さんにお願いしたらいいでしょ?
今まで出しゃばったりしちゃったのは、もちろん悪かったって思ってるけど…」
「え?俺カノジョとかいないよ?
それに、俺ひなの作るもんがいい」
「…………//」
またしても若干嬉しい言葉に、ついそのまま首を縦に振ってしまいそうになる。
ダメダメ。
そうやって、甘えてるだけなんだからっ
「ウソついたってダメだよ。私見たんだからね。
この前の登校日、お昼に彼女さんとランチしたでしょ。
仲良さそうだったじゃない?」
まわりに人がたくさんいる公共の面前だってのに、身体を寄せて仲良く注文だなんて。
あれが彼女じゃなかったら、何だって言うのよ。
…て言うか、彼女なんていないって事は、私の事も彼女だと思ってないってわけでしょ…?
「えー? あの日ひなも食べに来てたの?
だったら声かけてくれたら良かったのにー」
「か かけるわけないじゃないっ!」
仲良くしてるところを邪魔するなんて、ドンダケ私は嫌な奴なのよぉ!
そんなにここに来てご飯作ってほしいんなら、慎吾くんの彼女さんにお願いしたらいいでしょ?
今まで出しゃばったりしちゃったのは、もちろん悪かったって思ってるけど…」
「え?俺カノジョとかいないよ?
それに、俺ひなの作るもんがいい」
「…………//」
またしても若干嬉しい言葉に、ついそのまま首を縦に振ってしまいそうになる。
ダメダメ。
そうやって、甘えてるだけなんだからっ
「ウソついたってダメだよ。私見たんだからね。
この前の登校日、お昼に彼女さんとランチしたでしょ。
仲良さそうだったじゃない?」
まわりに人がたくさんいる公共の面前だってのに、身体を寄せて仲良く注文だなんて。
あれが彼女じゃなかったら、何だって言うのよ。
…て言うか、彼女なんていないって事は、私の事も彼女だと思ってないってわけでしょ…?
「えー? あの日ひなも食べに来てたの?
だったら声かけてくれたら良かったのにー」
「か かけるわけないじゃないっ!」
仲良くしてるところを邪魔するなんて、ドンダケ私は嫌な奴なのよぉ!