ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第26章 どうしていいか、わからないんです!
盆子原さんとのランチデートかぁ。
…あ、そういえばオシャレな服は持ってないままだ。
慎吾くんとは見た目が変わらないから違和感ないかもしれないけど。
でも盆子原さんとは、ちょっと大人っぽい服とか着ないと、本当に「妹尾さんのお父さん?」みたいな話になっちゃうよぉ!
でもデートは明日なのに、服なんて買う時間がないや…。
「それであの…雛子さん。
もし雛子さんさえ良かったらなんですが、その食事の時に僕の子どもを紹介してもいいですか?」
「え…えぇっ!?」
「あ、いえ。ずっと一緒なわけではなく、食事の時間だけなんですがね。
今学校が夏休みだし、ちょうど昼間ならあいつも予定が空けられ易いと思うんです」
「…………………っ」
ちょ…ちょ…っ
ちょっと待って!
それって、私と盆子原さんのランチに慎吾くんもまざるって事!?
つい午前中にあんな事があったばかりなのに、いきなり明日3人で…!?
「あ…やっぱり、困惑されますよね。
すみません。まだ若い雛子さんに、いきなり子どもを紹介されても迷惑ですね…」
「や…そんな、迷惑だなんて…っ」
盆子原さんは、私と慎吾くんの関係なんてもちろん知らないもの。
「…あの、私なら大丈夫…ですよ…っっ」
これからの事を盆子原さんなりにも、慎吾くんに話さなきゃならないわけなんだ。
父親として、息子の事を一生懸命考えているんだよ。
だから…
私にはそれを断る権利なんて、これっぽっちもないのよ…っ
…あ、そういえばオシャレな服は持ってないままだ。
慎吾くんとは見た目が変わらないから違和感ないかもしれないけど。
でも盆子原さんとは、ちょっと大人っぽい服とか着ないと、本当に「妹尾さんのお父さん?」みたいな話になっちゃうよぉ!
でもデートは明日なのに、服なんて買う時間がないや…。
「それであの…雛子さん。
もし雛子さんさえ良かったらなんですが、その食事の時に僕の子どもを紹介してもいいですか?」
「え…えぇっ!?」
「あ、いえ。ずっと一緒なわけではなく、食事の時間だけなんですがね。
今学校が夏休みだし、ちょうど昼間ならあいつも予定が空けられ易いと思うんです」
「…………………っ」
ちょ…ちょ…っ
ちょっと待って!
それって、私と盆子原さんのランチに慎吾くんもまざるって事!?
つい午前中にあんな事があったばかりなのに、いきなり明日3人で…!?
「あ…やっぱり、困惑されますよね。
すみません。まだ若い雛子さんに、いきなり子どもを紹介されても迷惑ですね…」
「や…そんな、迷惑だなんて…っ」
盆子原さんは、私と慎吾くんの関係なんてもちろん知らないもの。
「…あの、私なら大丈夫…ですよ…っっ」
これからの事を盆子原さんなりにも、慎吾くんに話さなきゃならないわけなんだ。
父親として、息子の事を一生懸命考えているんだよ。
だから…
私にはそれを断る権利なんて、これっぽっちもないのよ…っ