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ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第30章 ひな*恋 ~それは…

よく効いたエアコンが涼しいんだけど、重なった身体の密着したとこだけがあったかい。



だけどエアコンかけたままうたた寝しちゃったら、風邪引いちゃわないかな。



「もぉっ、世話がかかるなぁっ」




少しでも冷えないようにと思い、私は下になったまま慎吾くんの背中に手をまわし、ゆっくりとさすってあげた。

すると…




「ん……ひなぁ…」


背中の感触に声を漏らした慎吾くんは寝ぼけているのか、私の名前を呼びながらまたそのまま眠りについた。



……………………。


…うわ//
なんかちょっと、かわいいって言うか。


そんな無防備な慎吾くんに、私は思わずその頭もそっと撫でてあげた。




「…ぅう…ん……」



…ひゃー///

そういうのって、何かキュンときちゃうかもーっ///

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