ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係
第6章 デートの約束なんて初めてですから!
「あ あの…っ」
うわわっ
どうしよう!
お客さんからそんな声をかけられたのは、これで2回目だ!
いくら何でも、お客さんとそんな関係になるわけには…っ
「ね、明日とか学校ないから俺暇なんだよねっ
昼ご飯とか、ひなは何食べたい?」
って、もう呼び捨てなの!?
ドンダケ馴れ馴れしいんだぁ!
「でも、私………っ」
「大丈夫、俺が奢ってあげるから。
この間のお詫びもしたいんだよ」
「…この間のお詫び?」
意外な言葉に、私はハテ?と首を傾げた。
私、コイツに何かお詫びされるような事があったかしら?
「休みの日なのに、俺の傘の為にずっと待っててくれてたんだってね。
ごめんな。わかってたらもっと早く来てたんだけど」
「ぁ……………!」
あの日ずっと待ちぼうけを食らってた私の事を、田原さんはコイツに話したんだっけ。
じゃあコイツは、その時の事をずっと気にしてくれてたって事…?
うわわっ
どうしよう!
お客さんからそんな声をかけられたのは、これで2回目だ!
いくら何でも、お客さんとそんな関係になるわけには…っ
「ね、明日とか学校ないから俺暇なんだよねっ
昼ご飯とか、ひなは何食べたい?」
って、もう呼び捨てなの!?
ドンダケ馴れ馴れしいんだぁ!
「でも、私………っ」
「大丈夫、俺が奢ってあげるから。
この間のお詫びもしたいんだよ」
「…この間のお詫び?」
意外な言葉に、私はハテ?と首を傾げた。
私、コイツに何かお詫びされるような事があったかしら?
「休みの日なのに、俺の傘の為にずっと待っててくれてたんだってね。
ごめんな。わかってたらもっと早く来てたんだけど」
「ぁ……………!」
あの日ずっと待ちぼうけを食らってた私の事を、田原さんはコイツに話したんだっけ。
じゃあコイツは、その時の事をずっと気にしてくれてたって事…?