テキストサイズ

ひな*恋 ~それは、誰にも言えない秘密の三角関係

第7章 ファーストフードなんて10年振りです!

よっぽどお腹が空いていたのかな。

彼はバクバクと自分のバーガーとポテトを平らげては、ジュースもシェイクも飲み干した。



「はぁーっ
食った食った!」



なんて言いつつも、2つも注文したシェイクがあと1つまるまる残っている。


ほらやっぱり、ジュースもあるのに更にシェイクを2つも飲むなんて多いんだってば。



「ま 待ってねっ
私、そんなに早く食べれなくて…っ」


「あぁ、急がなくていいよ。
ゆっくり残りのシェイク飲みながら見てるから」


「見…っ!?//」



テーブルに片肘付きながら頬杖をついた彼は、もう1つのシェイクのストローを口に付けながら私の方をジッと上目遣いで見てきた。


て言うか、今時の高校生男子って、上目遣いとかしちゃうの!?


て言うかて言うか!

そんな目で見られてたらやたら緊張しちゃって、食べられるものも食べられないじゃなーい!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ