【参加型小説・連鎖の尻尾】
第4章 女子大生殺人の件
「成小坂は…何に怯えていたんですか?」
煌太は“助けられたのに怯えている”と言う不可解の行動が気になりペガサスに聴いた。
「“邪守護”は…“いじめ”から成小坂を守る代わりに…“生き贄”をよこせと――――言ったらしい」
「生き贄って――――いつの時代だよ…」
白馬が馬鹿馬鹿しいと呆れている横で煌太は腕組みをする。
「まさか――――水難事故って…」
「後から考えると…あの4人は生き贄にされたのかもな…
もちろん、成小坂は“邪守護”に生き贄を与えたつもりは更々なかった訳だけど…結果的にそうなった」
「言ったらしい――――って、ペガサスさんは聞いてないんですか?」
すると、ペガサスはゆっくり深呼吸をした。
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