【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「こっちが片付いたら――――…すぐに行くから。
あぁ…アレを肌身離さずもってろ……」
そう言うと、ペガサスは電話を終えた。
「高田さんですか?」
煌太がペガサスに聞くと「あぁ…」と少しテンション低めに答えた。
「なんかあったんですか?高田さん」
ペガサスのその表情にザワつく。
「いや――――…成小坂の方は何もなかったみたいだ…
しかし、高田がやけにピリピリした雰囲気を感じている見たいで…高田は勘違いだと笑っていたが……気になってな」
ペガサスは煌太の頭の上に目線を動かすと「大丈夫だ」と、呟いた。