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すると、ペガサスは再びどこかへ電話を始めた。


「――――あ、もしもし…類だけど…あぁ久しぶり。例の借りたいんだけど…そう、あ～ニュース見てた？――――そう、それ絡み…悪いねいつも――――じゃぁ、取りに行くから」



用件が終わるとペガサスは再び熊田の部屋を見てニヤリと笑った。


「どこに電話してたんすか！？」


白馬がひょっこり顔を出すとワクワクした顔を見せる。


「実家――――…熊田のアレ…かなりヤバイから…成仏させないとな」


どうやら、【実家にお祓いの道具を借りるため】に電話をしていたらしい。



「さてと、善は急げ――――…ここでうだうだしててもしょうがない、実家に行くぞ」