【参加型小説・連鎖の尻尾】
第6章 新たな事件と謎
「すみません…類さん」
見習い気まずそうな顔でペガサスを見て頭を下げた。
その後、見習いはペガサスと話をしてスッキリしたのか客間を出ていった。
「な~んか、大人に見えました」
白馬は外を気にしながらペガサスの様子を伺いつつそう言った。
「は?俺は立派な大人だ!」
白馬に茶化されペガサスはおかわりしたお茶と茶菓子を口に放り込んだ。
「ちゃんと、アドバイスできるんですね。そっち系の事務所とか立ち上げた方が儲かるんじゃないんですか?」
「バカ言うなよ――――、誰がこんな事信じる?大半の人間は見えていないんだ、胡散臭い商売ほど儲かるわけないだろ?ご近所トラブル引き起こして倒産が関の山だ!」
煌太と白馬は、その言葉に納得したのかうなずいた。