【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
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【高田・白馬視点】
白馬は高田の付き添いとして救急車に乗り込んだ!
「高田さん――――大丈夫?」
ゆっくりと頷く高田が、酸素マスクをかけられ苦しそうに白馬を見た。
「類――――さ…ん…は?」
絞り出す声で高田はペガサスの事を聞いてきた。
「多分――――…熊田千秋のアパートだと思います。熊田がヤバい形態に変化してるって…言ってたから」
白馬はペガサスの次の目的を高田に伝えた。
「――――次の…形…態?」
「俺と煌太には見えないけど――――…ペガサスさんには何か見えてるらしくて…」
高田を助けた足で熊田のアパートに行くと確信している白馬は除霊とやらを見たかったのかちょっとソワソワしていた。
「そう――――…」
高田はそう言うと手中にあるものをギュッと握りしめた。