【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
「でも――――その患者が…自分で先生を誘った――――って、言ったんだ。
しかも、何人かの患者とも病院関係者とも関係を結んだと…言っていて…最終的には誰の子なのか分からないと…言い出して」
なかなかヘビーな話に煌太と白馬は呆れた。
「その子は――――…」
「病院で中絶した…と、聞いてますが――――。あくまでも噂に過ぎないので、脚色はされている気がします」
「だろうな――――…ま、真実はどうあれ……そんな噂の先生や清掃員が犠牲になったのは確かだ」
ペガサスはハァ…と大きくため息をついた。
「多分――――…いや、確実に…坊さんの霊が関係してると思う…」
頭をかきながらペガサスは渋い顔をした。