【参加型小説・連鎖の尻尾】
第7章 噂と火事の謎
「とりあえず――――…同級生のドロドロの霊は除霊できた!低級霊はサクサク除霊できたが――――…こっちの霊獣は…数珠に封印しただけだから…実家行きだ」
数珠を風呂敷に包むとペガサスは「はぁ~疲れた」と、地べたに座り込んだ。
「ペガサスさん…煌太の腕は――――大丈夫なのか?」
「大丈夫だ――――…霊は実態がないから…実態の無いものに傷つけられても、形にはならん!傷に見えるだけで…現実的には何もなっていない!
しかし、見えるソコにあると、思いこませることは出来る。錯覚で脳を騙すことは出来る――――…錯覚したままだと、それは現実になるんだよ…」
「へ…へぇ~」
煌太と白馬は半分分かって半分分からない状態で返事をした。