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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第8章 成小坂の行方と刺客


「あ…ありがとう…わざわざ…」


「いえ!高田さんの付き人ですから俺は!」



火事の翌日――――…検査が無事に終わった高田は退院となった。


あの火事で多くの患者が運び込まれたらしく、軽症だったものは早めの退院となったのだ。

しかし、消防や警察からの聞き取りなど高田はまだまだ火事の件から解放されそうにはなかった。


しかも、職場が被害にあっているのだ…当分は病院とのやり取りもあり高田は休業状態となる。


そんな事はお構い無しの白馬は、昨晩病院裏の川で大捕物があったにも関わらず爛々と高田の退院に付き合っていた。


もちろん――――ペガサスも煌太も一緒に。



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