【参加型小説・連鎖の尻尾】
第8章 成小坂の行方と刺客
そうこうしていると――――…タクシーは目的地に到着した。
「浅沼さん――――ここは…」
「もちろん――――俺の実家だ!」
高田さんは目の前の大きなお寺に目を丸くする。
煌太も白馬も二度目だが、立派な寺にため息がでた。
「///ほ、本当に――――大寺のご子息だったんだすね…」
高田はペガサスをチラッと見ると“疑っていてすみません!”と、言いたげな目をした。
「オカルト関係のサイトや雑誌記事で生計立ててるから…こんな立派な寺の息子だと誰も思わないっすよね?」
「おい!白馬!」
物事をオブラートに包まない白馬に煌太が注意する。
「いいって、実際――――そ~だから!」
「///で、でも…なんで――――ここに来たの?」
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