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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第8章 成小坂の行方と刺客


三人はまず…火災のあった病院に向かった。


煌太がスマホで野次馬を撮影した場所から痕跡をたどっていく作戦らしい。



火事現場に向かうと、警察や消防が現場検証中だった。



「流石に、近くには行けないな―――…で、ここで撮影したんだな」


スマホの動画が見ながらペガサスは電信柱を見た。


そこには何の変哲もない電信柱があるだけで…

誰が立っていたか…煌太も白馬もわかりはしなかった。


しかし、ペガサスは動画と目の前にある電柱を見比べて――――…キョロキョロと辺りを見渡し歩き出す。


「ペガサスさん…何か見えるんですか?」


「あぁ――――…薄くだが…あっちに向かって黒いシミが見える」


それは足跡のように――――火事現場に近づいていた。



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