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「幹――――…こう言う特殊な能力は自慢にならない場合が多いからね…話したがらない子が多いんだ…

特に――――こう言う場所で修行をしてる遼はなおさらだっただろうに」



善が気落ちする幹を慰める。

渋い声で慰められ…幹は少し落ち着いたのか大きく深呼吸すると「すみません、続けましょう」と、姿勢をただした。


「ここ最近…だとすると――――…霊獣を封印した数珠をここに納めてからかもな…」


「まって…それって――――…おかしくないですか？高田さんと数珠は一緒に来たはず…」


煌太に言われペガサスはハッとする…


「なら――――…いつだ？いつから？何に遼は引っ張られていった？」


ペガサスは立ち上がると客間をうろうろし始めた…



「まさか…」



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