【参加型小説・連鎖の尻尾】
第9章 失踪と不思議な力
「高田さん――――遼はいつも…見えない何かとしゃべっていたんですが?」
煌太が高田に聞くと高田は少し考え――――…
「あ~…――――…そうですね…ここにお世話になると類さんと来た夜には…話していたような…」
「ガッツリ…初日からかよ」
白馬が頭を抱える。
「類さんは…時々――――…カムイと話しているから…ここの人は…そうなのかと…」
「高田さん――――…それは安直な…」
煌太はガックシと高田を見た…。
「しかし、おかしいなぁ…能力は変動しないんだけど?――――最近は?」
ペガサスは幹に最近の遼の事を聞いた。
すると、幹は少し考えると…
「俺と遼は同室ですが気がつきませんでした。――――…俺には見せないだけかもしれませんが…」
幹は肩を落としながら呟いた。