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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第10章 抗う力





「――――本当にこっちでいいんですか?めっちゃ……見覚えある風景に突入したんですけど…」


ペガサスたちをのせた車が見覚えのある駄菓子屋を通りすぎた頃に、煌太が呟く。


それもそのはず、白馬が運転する車は…すでに何度か来た場所だったからだ。


「今の…凄い年期の入った駄菓子屋だったね…やってるの?」


高田はさっき通りすぎた駄菓子屋に興味津々である。


「やってるっすよ!婆さん一人でやってる地元の子供たちに愛されてる場所でしたよ」


白馬は高田に駄菓子屋情報を教える。


「へぇ~…///駄菓子屋に行った事がないから…行ってみたいよ」


「お前ら~ピクニックに来てる訳じゃねぇ~んだぞ!カムイが目的地まで集中してんだ!邪魔すんな!」



ペガサスがはしゃぐ高田と白馬に釘を指すと、チラッと隣に座るカムイを見た。



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