【参加型小説・連鎖の尻尾】
第10章 抗う力
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「そう言えば……」
ペガサスたちが決意も新たに霊現象を調べようと気合いをいれたその時、黙っていた善が口を開いた。
「遼が見つかったと言う…【“あの川”の近くに……お寺があった】気がしたんだが…」
「おい、マジか?――――そこなら“銅玄”って名前に心当たりがあるかも知れない!」
ペガサスは立ちあがり善に詳しいことを聞こうとする。
「――――あれ?そう言えば、煌太…“あの川”近くの小学校で近辺の地図を写真に撮ってなかったか?」
「あっ!」と、白馬が小学校で見つけた地図の事を思いだした。
「あ~!忘れていた――――何か役にたつかな?って、スマホで撮ったんだ!ついでに昔の地図も撮ってたけど――――…使えるかな?」