【参加型小説・連鎖の尻尾】
第10章 抗う力
「とりあえず…そこへ言ってみる」
ペガサスが「よし!」と気合いを入れると、煌太と白馬、高田も「よし!」と同じく気合いを入れた。
「善さん、幹君――――…遼君のこと…ヨロシクね。何かあったらすぐに連絡ください」
高田は善と幹に頭を下げるとペガサスの側に向かう。
「落ち着いたら、遼から話を聞きたいから――――…って、伝えておいてくれ!」
ペガサスも二人に遼の事を託し――――…病院を後にした。
「さぁ、再びドライブと行きますか!」
白馬が車のキーをポケットから出すと、三人は駐車場へ急いだ。