【参加型小説・連鎖の尻尾】
第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”
“あの川”のある地区から“古浄流神社”までは約1時間はかかった。
道中“古浄流神社”の看板を見かけ、そこに向かうと…
立派な鳥居がペガサスたちを迎えてくれた。
「ほぉ~!なかなか綺麗な神社じゃないか?」
山の上にひっそりと建てられた神社は木々に覆われ神秘的な雰囲気を醸し出していた。
「なんか――――凄く…厳かな感じがするねぇ」
高田は目の前の神社を見つめ深呼吸をした。
が――――…何故か進もうとしない。
「おい、七海?」
神社の鳥居をくぐろうするが、高田が着いてこないことに疑問を感じ、ふと…煌太の方も見る。
すると、煌太の頭の上で鳥が行きたくないと暴れていた。
「――――あ~…ここは俺と白馬か行くからお前ら車で待ってろ!つ~か、車から出るな」
ペガサスの機転で高田と煌太は車待機となった。
「え~高田さん行かないっすか~?」
「話を聞くだけだ――――ゾロゾロ行ったら怪しまれる…空気読めよ~」
ペガサスは茶化しながら白馬と共に神社に向かった。
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