【参加型小説・連鎖の尻尾】
第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”
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ペガサスの行動に疑問を感じた白馬だったが、神社に行きたい好奇心が勝つ。
「さぁ、白馬――――気合いいれて鳥居を潜るぞ――――って、おいおい、神社の時は鳥居の真ん中を潜るなよ――――そこは神様の通り道だ」
鳥居を潜ろうとした白馬にペガサスが注意をする。
「へ?真ん中じゃダメなんすか?」
「一応――――神社の鳥居は真ん中は通らない習わしなんだよ…。神様の通り道って事で我々は遠慮しないといけないの、覚えていた方がいいぞ?」
ペガサスは白馬にお手本を見せるように鳥居の端に立ち一礼してから鳥居をくぐった。
それを見て、白馬も後に続く。
――――と、鳥居をくぐった瞬間…空気が変わった…
「おいおい――――そりゃぁ…鳥ちゃんが行きたがらない訳だよ…」
そこには…神社を囲むように【霊獣がうようよしていた】…
「ペガサスさん…なんか――――いるっすか?」
鳥居をくぐった瞬間にペガサスの顔色と後退りする仕草から、白馬も何かを感じとる。