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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第3章 身近な怪談





交差点で信号待ちをしていた白馬が不意にウインカーを出した。



「おい――――…川上に行くんじゃねぇ~のかよ」



「いや、先に小学校に行ってみようぜ」



そう言うと、交差点を曲がり小学校に向かうか様に橋を渡る。
白馬は【川の向こうの小学校へ行く】事にしたようだった。


煌太は白馬の思い付きに「またかよ…」と、予定外の進路にため息をついた。



雲行きも怪しく、空は今にも雨を降らせそうだった。




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