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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”


すると、さっきまで静まりかえっていた神社の周りがザワザワと騒がしくなった。


「おや、風が出て来ましたね。大きな木々に囲まれた神社ですから、少し風が吹いただけで枝かぶつかり騒がしくなるんですよ」


座敷から窓を覗く神主につられ白馬も外を見る。



が、そこにはさっきまで遠巻きに見ていた霊獣たちが境内に向かって近づいているのが分かる。



「――――あれ~…野良猫っすか?」


白馬のその言葉にペガサスは「は?」と、外を見る。




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