【参加型小説・連鎖の尻尾】
第12章 “丞洪寺”と“古浄流神社”
「“銅玄”!繋がった――――!ペガサスさん!三郎と銅玄は学友だった!」
「そうみたいだな――――…しかし、三郎は長生きしたみたいたが、銅玄は貧弱だったらしいから、流行り病にでもあったんだろうか?あの…感じじゃ若くして死んでる」
ペガサスは何度か成小坂の後で見かけた、若く美しい坊さんの事を思い出す。
「流行り――――病?」
神主は鏡を元の位置に置くと二人を連れて座敷に戻る。
「いやいや――――彼が…“銅玄”が…大洪水を止めた方なんですよ?」
「「は?」」
ペガサスと白馬は、新事実に不覚にもハモってしまった。