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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第13章 儀式と邪神


「そう言えば、“銅玄”はありとあらゆる場所に…見えるもの聞こえるものを頼りに現れていたが…水神様は知っておられましたか?」



ペガサスが“銅玄”が現れた数々の不可思議現象や殺人について語った。



(おかしいのぉ…“銅玄”はこの山の霊獣に縛られ――――…この土地から出られないはずじゃが…)



「縛られる?」


煌太が再確認するように、その言葉を白蛇に聞く。


(そうじゃ…この山から出られない。魂を人質にされたのじゃから…)


「あ――――あのぉ…じゃぁ、先日…車で襲ってきたのは――――?それに、今まで…成小坂や遼の側にいたのは――――誰?」



煌太は怯えながらも、先日自分と高田を襲ったのが誰か気になり聞く。







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