【参加型小説・連鎖の尻尾】
第13章 儀式と邪神
「ペガサスさん―――!」
煌太は高田に鏡を持たせ、白蛇の言葉を伝えた!
「俺たちが――――道案内っす!」
白馬が高田の前に立ち煌太を見た。
すると、煌太は怯えながらも…自分も高田を“銅玄”の元へ連れていかなければと言う使命に震えた。
「――――…煌太君…白馬君…」
高田は境内の鏡を抱え立ち上がった。
「類さん――――…俺…行きます――――…!お願いですから…無理はしないでください!」
「七海……。大丈夫だ、ちゃっちゃと片付けて俺もそっちに向かうから」
ペガサスは扉を背に笑ってみせた。
(――――あまり話していると…悟られるぞ?坊よ――――集中しろ!)
ザワザワと木々が揺れると神社の敷地に数体の霊獣がゆっくりと、ペガサス達がいる境内に歩み寄る。