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【参加型小説・連鎖の尻尾】

第14章 邪神の森

煌太は自分も町に行きたいと懇願する声の主に徐々に心を動かされる。


「――――白馬…高田さん…この…“邪神”は…他の奴らとは違うかも…」


しっとりと訴えるその邪神の声に共感を抱いていた。


(――――そう、じゃぁ、“宴”の場に案内する!こっちじゃ)



煌太は“邪神”に着いていこうと足を一歩前に出す――――!が、



白馬は連れていこうとする“邪神”の口元が大きく開きヨダレがダラダラと流れていることに気がついた!




「!ダメだ――――!」



白馬は邪神に着いていこうとした煌太を止めると向かおうとしていた逆の方に走り出した!



(猫又使い――――!おのれ!)



逆に走り出した事により狐は半分人、半分狐の姿になり叫びだした――――!



(///ギャハハハ!バレた、バレた――――狐の敗けじゃ!敗けじゃぁ~!)


すると、逃げた後ろの方から狐を煽るような下品な声がドッと増え森がザワつき始めた!



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