【参加型小説・連鎖の尻尾】
第14章 邪神の森
「“銅玄”が――――誰を好きでも…いいじゃないか!今と違って!昔は男同士の恋愛もオープンだったんだろ?」
高田も鏡を大事に抱えたまま…これ以上“銅玄”の首が絞まらぬように失しに引き剥がしにかかる!
(はあ?ふざけるな――――…結局…女子と交われなければ…子孫繁栄お家安泰など無いも同じ――――…しかも、何歳まで生きられるかわからぬ…弱い体――――…
しかも、お前は弱いと言うだけで…父上も母上もお前にだけは優しかった――――丞洪寺も…大自然で治療をと考えた父上が選んだ――――お前のための寺だ!)
(グッギャァァァァァ!)
腕を引き離そうと必死にしがみつくも――――…“銀玄”の手は首を締め上げ続ける!