【参加型小説・連鎖の尻尾】
第15章 邪神と純鬼
(ヒッ――――…邪……神…の…首!?)
ドサリと自分の横に落ちた邪神の首を見て、“銀玄”の目が更に見開きそれから距離を取った!
(なんと――――…この山には三匹の邪神がおったのか…)
しかも、その首は三体ぶんもあった。
白蛇は転がる邪神の首を見て汚ならしいものを見るかのように目を細めた。
「――――ペガサス…さん?」
霊獣に噛まれ…負傷した煌太はゆっくりと近づいてくる人物が…“ペガサス”だと理解できず…疑問系で聞いてしまう。
と――――そのペガサスの後ろから、走ってくる人物も確認できる。
「煌太――――!高田さん!」
その声は、白馬のもので煌太は泣きたくもないのに涙が溢れた!
「///はくばぁぁぁぁぁぁ!」
痛みで声もでないと思っていたのに、煌太は大声で白馬を呼んでいた!