【参加型小説・連鎖の尻尾】
第15章 邪神と純鬼
(フフフフ、ハハハハハハ!無駄じゃ――――慰めも…励ましも…そのモノはワシのものじゃ――――…さあ、返してもらおう)
邪神はドロリと出た腐った液を指で掬うと――――ベロリと舐めた。
「――――うゎ!最悪…汚ったねぇ…マジでゲロもんだな」
(――――…お前…よく見ると…整った顔をしてるではないか…ワシの穴にしてやろう)
邪神はイヤらしく笑うとペガサスを見てニヤニヤし…指を鳴らした。
すると、隠れていた霊獣が木の影から何匹も出てきた!
(――――獣に犯されるか…ワシに犯されるか…選べ……鬼よ)
さっきのペガサスの台詞を真似してか、邪神もペガサスに二択の選択をする。
「バーカ――――…どっちも選ばねえよ!俺は、どちらかと言うと攻めたいタイプの男なんだよ!穴になるしかない選択をするかっつ~の!」
ペガサスはそう言うと、手のひらを霊獣に向けてグッ!と掴むしぐさをした!
と――――その瞬間!その先にいた霊獣が、パァン!と弾きとんだ!