
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第3章 身近な怪談
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「なぁ…ここ」
煌太はある一ヶ所を指差した。
そこには【水難事故の場所が鉛筆で丸記されていた】
「丸…って、ここ――――水難事故のあった場所?ってこれ今から50年前の地図だぞ?」
そう言うと白馬は今の〇〇地区の地図を引っ張り出し並べた。
そしてそこにも…鉛筆で丸が書かれていた。
「同じ…場所?」
煌太と白馬は今と昔の地図を見比べ…頭を抱える。
「10年前――――いや!もしかしてズーと昔から水難事故が多い場所だったのか?昔から…何かしらのいわくがある場所とか?」
すると、ピカッと外が光った!
と、遅れてゴロゴロと…雷が遠くで鳴っている。
「やべぇ…本格的に降って来やがった」
外を眺め…激しくなる雨に嫌そうな顔を白馬はする。
