【参加型小説・連鎖の尻尾】
第19章 番外編・ペガサスの秘密?!
「で、ペガサスさんの強さの秘密を聞きたかったのに――――…なんか、生い立ちから話されて……あげくのはてには…“訓練”って…そりゃぁないっすよ!」
「まぁ、まぁ、いいじゃねぇ――――か、マジで何か特別な事をしたって事はないんだって!」
除霊の手伝いをしに来た白馬は、俺のサポートをすると意気込んでいたのに出番が無かったことで…俺の強さを聞いてきたのだ。
「ほら、昔し先祖が――――鬼と交わって出来た子の子孫だとか!鬼の血で鬼になったとか!死にかけていた所を、善良な医師に助けられ鬼になったとか!」
「おい――――…後半ジャンプ漫画に引っ張られてないか?
なんだ?白馬の中で俺は、始祖の鬼かなにかか?」
やれやれと頭をかく俺は、数ヵ月前に邪神と戦った時の事を思い出した――――。