【参加型小説・連鎖の尻尾】
第19章 番外編・ペガサスの秘密?!
「初めてのケースで前例がない!だから、牙を戻すなら、俺の代で盛大に儀式するつもりだったんだ!
そ、それを――――しれっと…」
ええええ?俺のせい?俺のせいなのか!?
「――――しかし、考える間もなく…鬼になる…の、一択したなかったわけだ……
ど~するよ…俺がマジもんの鬼になったら…」
すると、兄は立ち上がると――――…笑いながら俺に手を伸ばした…
「理性を無くす鬼にお前がなったら――――…俺が桃太郎になるだけだ…」
差し出された手は大きく…俺は、何だか安心した。
そっと、その手を取り――――俺も立ち上がる。
「身近に…ビビりの鳥と、大きさコントロール出来る猫又と、白蛇ならいるから…お供にしてやってくれ……退治されんなら、それが一番いい」
「了解した」
俺と兄は――――笑いながら…
奥の間をでた。
【完】
たなみに…その日の晩御飯は
赤飯だった。